平 成 2 3 年 度
一般会計
いわき市 歳入歳出決算及び
特別会計
基 金 の 運 用 状 況 に 関 す る 審 査 意 見 書
(公営企業会計を除く。)
いわき市監査委員
2 4 監 第 3 1 号 平 成 24年 8月 21日
いわき市長 渡 辺 敬 夫 様
いわき市監査委員 仲 野 治 郎
同 菅 野 恒 光
同 酒 井 光一郎
同 大 平 洋 夫
平成23年度いわき市一般会計・特別会計決算及び基金運用状況審査意見に
ついて
地方自治法(昭和22年法律第67号)第233条第2項の規定により審査に付された平成23年度いわき 市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び同法第241条第5項の規定により審査に付された基金の運用 状況について審査したので、その結果についての意見を次のとおり提出します。
目 次
第1 審 査 の 対 象 1
第2 審 査 の 期 間 2
第3 審 査 の 手 続 2
1 審 査 の 方 針 2
2 審 査 の 方 法 2
第4 審 査 の 結 果 2
1 決 算 の 概 況 3
2 総 合 意 見 17 3 一 般 会 計 21
⑴ 歳 入 22
⑵ 歳 出 47
4 特 別 会 計 85
⑴ 国民健康保険事業(事業勘定)特別会計 85
⑵ 国民健康保険事業(直診勘定)特別会計 90
⑶ 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 92
⑷ 介 護 保 険 特 別 会 計 95
⑸ 母子寡婦福祉資金貸付金特別会計 99
⑹ 土地区画整理事業特別会計 102
⑺ 下 水 道 事 業 特 別 会 計 105
⑻ 中央卸売市場事業特別会計 110
⑼ 競 輪 事 業 特 別 会 計 114
⑽ 地域汚水処理事業特別会計 117
⑾ 農業集落排水事業特別会計 120
⑿ 川 部 財 産 区 特 別 会 計 122 ⒀ 山 田 財 産 区 特 別 会 計 124 ⒁ 磐 崎 財 産 区 特 別 会 計 126 ⒂ 澤 渡 財 産 区 特 別 会 計 128 ⒃ 田 人 財 産 区 特 別 会 計 130 ⒄ 川 前 財 産 区 特 別 会 計 132
5 財産に関する調書 135
6 基金の運用状況 142
⑴ 物 品 調 達 基 金 142
⑵ 土 地 取 得 基 金 143
⑶ 美 術 品 等 取 得 基 金 144
⑷ 高齢者等に対する肉用雌牛貸付基金 145
⑸ 高額療養費貸付基金 146
審査参考資料
付表1 平成23年度会計別決算収支状況 147
付表2 一般会計歳入歳出決算状況 148
付表3 市税収入状況 152
付表4-1 一般会計節別予算決算状況 154
付表4-2 特別会計節別決算状況 156
付表5 普通会計決算収支状況の推移 160
付表6-1 普通会計歳入年度比較表 162
付表6-2 普通会計歳出年度比較表(性質別分類) 164
付表6-3 普通会計歳出年度比較表(目的別分類) 166
凡 例
1 千円単位で表示した金額の端数処理は、原則として単位未満を四捨五入して表示した。 2 比率(%)で表示したものは、原則として小数点以下第2位を四捨五入した。
3 各表中の符号等の用法は、次のとおりである。
「 - 」 ・・・・・・・・・・ 該当数値がないもの又は算出不能なもの
「 0.0 」・・・・・・・・・・ 該当する数値はあるが、単位未満のもの
「 △(数値)」・・・・ 負数
「 皆増 」・・・・・・・・・ 前年度に数値がなく全額増加したもの
「 皆減 」・・・・・・・・・ 当年度に数値がなく全額減少したもの
4 文中で用いる「ポイント」は、パーセンテージ間の単純差引数値である。
平 成 2 3 年 度 い わ き 市 一 般 会 計 ・ 特 別 会 計
歳入歳出決算及び基金の運用状況に関する審査意見
第 1 審 査 の 対 象
平成23年度 いわき市一般会計歳入歳出決算
平成23年度 いわき市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
平成23年度 いわき市介護保険特別会計歳入歳出決算
平成23年度 いわき市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市下水道事業特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市競輪事業特別会計歳入歳出決算
平成23年度 いわき市地域汚水処理事業特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市川部財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市山田財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市磐崎財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市澤渡財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市田人財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市川前財産区特別会計歳入歳出決算 平成23年度 いわき市各会計歳入歳出決算事項別明細書 平成23年度 いわき市各会計実質収支に関する調書 平成23年度 いわき市財産に関する調書
平成23年度 いわき市物品調達基金運用状況に関する調書 平成23年度 いわき市土地取得基金運用状況に関する調書 平成23年度 いわき市美術品等取得基金運用状況に関する調書
平成23年度 いわき市高齢者等に対する肉用雌牛貸付基金運用状況に関する調書 平成23年度 いわき市高額療養費貸付基金運用状況に関する調書
第2 審査の期間
平成24年7月12日から平成24年8月20日まで
第3 審査の手続
1 審査の方針
審査に当たっては、審査に付された各会計歳入歳出決算書及び附属書類である各会計歳入歳 出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに基金運用状況に関する 調書が法令等に準拠して調製されているかの確認並びに計数の正確性及び収入支出の合法性の 検証を主眼とした。
2 審査の方法
一般会計及び特別会計については、前記書類の計数と歳入歳出計算書、指定金融機関収支月 報との突合、関係証拠書類の点検及びあらかじめ提出を求めた決算審査資料に基づき関係者か らの説明を聴取する等、一般に公正妥当と認められた審査手続により実施した。
また、基金の運用状況については、関係諸帳簿、書類等により内容及び事務処理状況を調査 する等の審査手続により実施した。
第4 審査の結果
審査に付された一般会計及び特別会計歳入歳出決算書並びに同事項別明細書、実質収支に関す る調書及び財産に関する調書は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数は正確で あり、各会計の決算内容、予算の執行状況についても、おおむね適正であると認められた。
また、基金においても計数は正確であり、その運用は、おおむね適正であると認められた。 なお、詳細は次のとおりである。
1 決算の概況
⑴ 予算執行
① 執行の概要(P6~11,147参照)
平 成 23年 度 会 計 別 決 算 収 支 状 況
(単位 千円) 項 目
年度
歳入A
歳出B 形式収支 (A-B) C
翌 年 度 へ 繰 り 越 す べ き 財源 D
実質収支
(C-D) E 会計別
一 般 会 計 23 181,302,061 173,932,369 7,369,692 4,310,620 3,059,072 22 126,133,290 121,641,315 4,491,975 974,337 3,517,638 比 較 増 減 55,168,771 52,291,054 2,877,717 3,336,283 △458,566
特別会計の合計 23 98,774,751 94,940,739 3,834,012 998,420 2,835,592 22 99,132,573 97,374,796 1,757,777 125,102 1,632,675 比 較 増 減 △ 357,822 △ 2,434,057 2,076,235 873,318 1,202,917
合 計
23 280,076,812 268,873,108 11,203,704 5,309,040 5,894,664 22 225,265,863 219,016,111 6,249,752 1,099,439 5,150,313 比 較 増 減 54,810,949 49,856,997 4,953,952 4,209,601 744,351
平成23年度一般会計及び特別会計の総体的な決算額は、上の表に掲げるように、歳入総額2,800 億7,681万2千円に対し、歳出総額が2,688億7,310万8千円となり、形式収支は112億370万4千円の 黒字となった。これらの数値は、前年度と比較して、歳入が548億1,094万9千円(24.3%)の増、 歳出が498億5,699万7千円(22.8%)の増、形式収支が49億5,395万2千円(79.3%)の増となって いる。
予算の執行状況をみると、6ページ及び7ページの別表1及び別表2に掲げるように、歳入総 額は、現計予算額に対して90.3%、調定額に対して91.0%であり、歳出総額は、現計予算額に対 して86.7%の執行率となっている。
歳入総額を前年度と比較すると、上の表に掲げるように、一般会計は551億6,877万1千円
(43.7%)増加し、特別会計は3億5,782万2千円(0.4%)減少している。これは、一般会計にお いては、8ページの別表3に掲げるように、市税が31億9,875万1千円(7.0%)減少する一方で、 国庫支出金が197億5,465万1千円(122.2%)、地方交付税が174億8,930万円(79.3%)、県支出 金が145億8,591万6千円(217.4%)それぞれ増加したこと等が主な要因である。また、特別会計 においては、10ページの別表5に掲げるように、国民健康保険事業(事業勘定)特別会計が37億 8,700万6千円(10.7%)、介護保険特別会計が13億9,153万円(5.8%)増加したものの、競輪事 業特別会計が56億1,454万2千円(25.8%)減少したこと等が主な要因である。
一方、歳出総額を前年度と比較すると、前ページの表に掲げるように一般会計は522億9,105万 4千円(43.0%)増加し、特別会計は24億3,405万7千円(2.5%)減少している。これは、一般会 計においては、9ページの別表4に掲げるように、総務費が207億1,769万6千円(120.5%)民生 費が71億1,536万8千円(17.3%)、土木費が59億362万7千円(53.0%)、衛生費が57億886万 7千円(47.4%)、消防費が54億3,708万4千円(164.4%)、災害復旧費が48億5,315万8千円
(6,161.8%)それぞれ増加したこと等が主な要因である。また、特別会計においては、11ページ の別表6に掲げるように、国民健康保険事業(事業勘定)特別会計が32億9,995万2千円(9.6%) 増加したものの、競輪事業特別会計が58億8,384万4千円(27.3%)減少したこと等が主な要因で ある。
以上の結果、前ページの表に掲げるように、一般会計の実質収支は、30億5,907万2千円の黒字 で、前年度と比較して4億5,856万6千円(13.0%)の減となり、特別会計の実質収支は、28億 3,559万2千円の黒字で、前年度と比較して12億291万7千円(73.7%)の増となった。
形 式 収 支 : 当該年度の歳入決算額から歳出決算額を差し引いた額である。 実 質 収 支 : 形式収支から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた額である。
② 不納欠損額(P6,148~149参照)
不納欠損額の総額は、上の表に掲げるように、27億7,063万円であり、前年度の13億9,057万
8千円と比較して13億8,005万2千円(99.2%)増加している。 不納欠損額の主なものは、一般会計における市税の12億2,235万5千円、使用料及び手数料の
1,278万3千円並びに特別会計における国民健康保険事業(事業勘定)特別会計の14億6,745万 6千円、介護保険特別会計の4,790万円である(各科目ごとの内容等は後述)。
なお、不納欠損額が前年度と比較して増加した主な要因は、東日本大震災発生後、滞納者の財 産調査を実施して担税力の有無を判別した上で滞納整理が実施されたことによるものである。
不納欠損額の状況
(単位 千円・%)
一般会計 特別会計 計
23年度 1,239,608 1,531,022 2,770,630 22年度 710,016 680,562 1,390,578 対前年度増減 529,592 850,460 1,380,052 対前年度比 174.6 225.0 199.2
③ 収入未済額(P6,148~149参照)
収入未済額の総額は、上の表に掲げるように、251億6,624万2千円で、調定額に対して8.2%
(前年度6.4%)となっており、前年度の156億1,935万1千円と比較して95億4,689万1千円
(61.1%)増加している。
収入未済額の主なものは、一般会計の県支出金65億6,896万8千円、国庫支出金52億762万6千 円、市税43億8,396万7千円及び諸収入17億6,618万円並びに特別会計の国民健康保険事業(事業 勘定)特別会計43億5,034万7千円及び下水道事業特別会計18億1,822万9千円である(各科目ご との内容等は後述)。
④ 不用額(P7,150~151参照)
不用額の総額は、上の表に掲げるように、一般会計と特別会計を合わせて187億6,306万2千円 で、歳出予算現額の6.1%(前年度4.6%)となっている。
このうち、一般会計における不用額は、143億7,572万3千円で、歳出予算現額の7.0%(前年 度4.6%)となっており、特別会計における不用額は、43億8,733万9千円で、歳出予算現額の 4.2%(前年度4.6%)となっている。特に一般会計において、主に東日本大震災関係経費の支 出増に伴い不用額が前年度から83億7,067万4千円の増加となり、一般会計及び特別会計の合計
では、前年度の107億8,083万9千円と比較して79億8,222万3千円(74.0%)増加している。 不用額の主なものは、一般会計の民生費32億6,532万8千円、衛生費29億6,969万4千円、災害
復旧費19億8,633万5千円、商工費19億5,337万3千円、教育費14億5,090万6千円、総務費13億 700万9千円並びに特別会計の介護保険特別会計22億9,474万7千円、下水道事業特別会計5億 9,724万9千円、後期高齢者医療特別会計5億1,710万6千円である(各科目ごとの内容等は後述)。
収入未済額の状況
(単位 千円・%)
一般会計 特別会計 計
23年度 18,463,262 6,702,980 25,166,242 22年度 8,952,628 6,666,723 15,619,351 対前年度増減 9,510,634 36,257 9,546,891 対前年度比 206.2 100.5 161.1
不用額の状況
(単位 千円・%)
一般会計 特別会計 計
23年度 14,375,723 4,387,339 18,763,062 22年度 6,005,049 4,775,790 10,780,839 対前年度増減 8,370,674 △ 388,451 7,982,223 対前年度比 239.4 91.9 174.0
別表1
平 成 2 3 年 度 各 会 計 別 予 算 執 行 状 況
《 歳 入 》
(単位 千円・%) 区 分 予 算
調 定 額 収入済額 収入率 対予算比 不納欠損額 収入未済額 会 計 別
当 初 補 正 繰越額 弾力条項 適用額
合 計
一 般 会 計 123,436,789 79,684,021 3,194,287 0 206,315,097 200,975,404 181,302,061 90.2 87.9 1,239,608 18,463,262
特
別
会
計
国 保
事業勘定 35,586,023 2,398,614 0 0 37,984,637 44,979,630 39,182,459 87.1 103.2 1,467,456 4,350,347 直診勘定 64,136 △ 2,203 0 0 61,933 60,363 60,363 100.0 97.5 0 0 後 期 高 齢 者 医 療 3,177,028 7,093 0 0 3,184,121 2,651,506 2,669,070 100.7 83.8 8,286 33,423 介 護 保 険 25,037,172 1,850,446 6,497 0 26,894,115 25,505,959 25,301,447 99.2 94.1 47,900 172,490 母子寡婦福祉資金貸付金 128,474 0 0 0 128,474 210,278 135,997 64.7 105.9 0 74,281 土 地 区 画 整 理 事 業 2,128,337 426,097 265,519 0 2,819,953 1,953,879 1,856,929 95.0 65.8 0 96,950 下 水 道 事 業 12,571,719 1,309,657 861,163 0 14,742,539 13,600,285 11,775,066 86.6 79.9 7,304 1,818,229 中 央 卸 売 市 場 事 業 305,673 210,723 0 0 516,396 418,563 374,226 89.4 72.5 0 44,337 競 輪 事 業 15,645,667 92,082 0 201,567 15,939,316 16,110,733 16,105,391 100.0 101.0 0 5,342 地 域 汚 水 処 理 事 業 307,703 7,436 6,459 0 321,599 325,427 323,261 99.3 100.5 76 2,101 農 業 集 落 排 水 事 業 1,105,457 △ 488,502 558,174 0 1,175,129 1,062,858 957,383 90.1 81.5 0 105,480 川 部 財 産 区 657 405 0 0 1,062 775 775 100.0 73.0 0 0 山 田 財 産 区 247 20 0 0 267 264 264 100.0 98.9 0 0 磐 崎 財 産 区 2,826 683 0 0 3,509 3,968 3,968 100.0 113.1 0 0 澤 渡 財 産 区 4,003 105 0 0 4,108 4,106 4,106 100.0 100.0 0 0 田 人 財 産 区 9,423 1,487 0 0 10,910 16,650 16,650 100.0 152.6 0 0 川 前 財 産 区 6,746 884 0 0 7,630 7,396 7,396 100.0 96.9 0 0 小 計 96,081,291 5,815,027 1,697,812 201,567 103,795,698 106,912,640 98,774,751 92.4 95.2 1,531,022 6,702,980 合 計 219,518,080 85,499,048 4,892,099 201,567 310,110,795 307,888,044 280,076,812 91.0 90.3 2,770,630 25,166,242
※ 収入済額中、過誤納金還付未済額として一般会計2,952万7千円、国保(事業勘定)2,063万2千円、後期高齢者医療 5,927万3千円、介護保険 1,587万9千円、 下水道事業 31万5千円、地域汚水処理事業1万1千円、農業集落排水事業6千円を含む。
- 6 -
別表2
《 歳 出 》 (単位 千円・%)
区 分
不用額
予 算 支 出
翌年度繰越額
会計別 当 初 補 正 繰越額
弾力条項
適 用 額 合 計 支出済額 執行率
一 般 会 計 123,436,789 79,684,021 3,194,287 0 206,315,097 173,932,369 84.3 18,007,005 14,375,723
特
別
会
計
国 保
事業勘定 35,586,023 2,398,614 0 0 37,984,637 37,727,439 99.3 0 257,198 直診勘定 64,136 △ 2,203 0 0 61,933 60,363 97.5 0 1,570 後 期 高 齢 者 医 療 3,177,028 7,093 0 0 3,184,121 2,667,015 83.8 0 517,106 介 護 保 険 25,037,172 1,850,446 6,497 0 26,894,115 24,588,545 91.4 10,823 2,294,747 母 子 寡 婦 福 祉 資 金 貸 付 金 128,474 0 0 0 128,474 105,876 82.4 0 22,598 土 地 区 画 整 理 事 業 2,128,337 426,097 265,519 0 2,819,953 1,657,164 58.8 1,085,290 77,499 下 水 道 事 業 12,571,719 1,309,657 861,163 0 14,742,539 11,028,478 74.8 3,116,812 597,249 中 央 卸 売 市 場 事 業 305,673 210,723 0 0 516,396 421,567 81.6 65,846 28,983 競 輪 事 業 15,645,667 92,082 0 201,567 15,939,316 15,654,007 98.2 9,923 275,386 地 域 汚 水 処 理 事 業 307,703 7,436 6,460 0 321,599 66,626 20.7 0 254,973 農 業 集 落 排 水 事 業 1,105,457 △ 488,502 558,174 0 1,175,129 943,271 80.3 178,926 52,932 川 部 財 産 区 657 405 0 0 1,062 624 58.8 0 438 山 田 財 産 区 247 20 0 0 267 139 52.1 0 128 磐 崎 財 産 区 2,826 683 0 0 3,509 2,694 76.8 0 815 澤 渡 財 産 区 4,003 105 0 0 4,108 3,587 87.3 0 521 田 人 財 産 区 9,423 1,487 0 0 10,910 6,442 59.0 0 4,468 川 前 財 産 区 6,746 884 0 0 7,630 6,902 90.5 0 728 小 計 96,081,291 5,815,027 1,697,813 201,567 103,795,698 94,940,739 91.5 4,467,620 4,387,339 合 計 219,518,080 85,499,048 4,892,100 201,567 310,110,795 268,873,108 86.7 22,474,625 18,763,062
- 7 -
別表3
一 般 会 計 款 別 決 算 額 の 比 較
《 歳 入 》
(単位 円・%)
区 分
23年度 22年度 比較増減
C
(A-B)
対前年度 比 決算額(A) 構成比 決算額(B) 構成比 A/B
1 市 税 42,361,914,546 23.4 45,560,666,536 36.1 △ 3,198,751,990 93.0 2 地 方 譲 与 税 1,459,511,174 0.8 1,514,916,475 1.2 △ 55,405,301 96.3 3 利 子 割 交 付 金 98,954,000 0.1 124,844,000 0.1 △ 25,890,000 79.3 4 配 当 割 交 付 金 44,363,000 0.0 42,412,000 0.0 1,951,000 104.6 5 株 式 等 譲 渡
所 得 割 交 付 金 9,265,000 0.0 11,784,000 0.0 △ 2,519,000 78.6 6 地 方 消 費 税
交 付 金 3,124,464,000 1.7 3,131,480,000 2.5 △ 7,016,000 99.8 7 ゴルフ場利用税
交 付 金 100,989,209 0.1 191,785,561 0.2 △ 90,796,352 52.7 8 自 動 車 取 得 税
交 付 金 224,775,000 0.1 271,717,000 0.2 △ 46,942,000 82.7 9 地方特例交付金 419,405,000 0.2 513,878,000 0.4 △ 94,473,000 81.6 10 地 方 交 付 税 39,539,895,000 21.8 22,050,595,000 17.5 17,489,300,000 179.3 11 交 通 安 全 対 策
特 別 交 付 金 78,958,000 0.0 81,563,000 0.1 △ 2,605,000 96.8 12 分 担 金 及 び
負 担 金 1,231,121,175 0.7 1,467,091,962 1.2 △ 235,970,787 83.9 13 使 用 料 及 び
手 数 料 2,227,840,258 1.2 2,528,582,317 2.0 △ 300,742,059 88.1 14 国 庫 支 出 金 35,925,307,849 19.8 16,170,656,815 12.8 19,754,651,034 222.2 15 県 支 出 金 21,294,333,262 11.7 6,708,416,444 5.3 14,585,916,818 317.4 16 財 産 収 入 481,970,489 0.3 271,931,419 0.2 210,039,070 177.2 17 寄 附 金 125,341,747 0.1 27,182,556 0.0 98,159,191 461.1 18 繰 入 金 6,838,828,268 3.8 3,275,621,875 2.6 3,563,206,393 208.8 19 繰 越 金 4,501,005,866 2.5 4,840,901,703 3.8 △ 339,895,837 93.0 20 諸 収 入 9,838,209,843 5.4 8,144,080,331 6.5 1,694,129,512 120.8 21 市 債 11,375,608,000 6.3 9,203,183,000 7.3 2,172,425,000 123.6 歳 入 合 計 181,302,060,686 100.0 126,133,289,994 100.0 55,168,770,692 143.7
別表4
一 般 会 計 款 別 決 算 額 の 比 較
《 歳 出 》 (単位 円・%)
区 分
23年度 22年度 比較増減
C
(A-B)
対前年 度比 決算額 (A) 構成比 決算額 (B) 構成比 A/B
1 議 会 費 754,813,851 0.4 633,804,958 0.5 121,008,893 119.1
2 総 務 費 37,907,385,895 21.8 17,189,689,872 14.1 20,717,696,023 220.5
3 民 生 費 48,260,581,184 27.8 41,145,212,845 33.8 7,115,368,339 117.3
4 衛 生 費 17,753,734,730 10.2 12,044,867,557 9.9 5,708,867,173 147.4
5 労 働 費 198,116,433 0.1 129,909,996 0.1 68,206,437 152.5
6 農林水産業費 2,946,018,415 1.7 2,330,030,410 1.9 615,988,005 126.4
7 商 工 費 7,316,204,952 4.2 6,536,858,949 5.4 779,346,003 111.9
8 土 木 費 17,038,069,277 9.8 11,134,441,461 9.2 5,903,627,816 153.0
9 消 防 費 8,744,004,115 5.0 3,306,919,702 2.7 5,437,084,413 264.4
10 教 育 費 11,417,138,557 6.6 10,820,092,805 8.9 597,045,752 105.5
11 災害復旧費 4,931,920,880 2.8 78,762,331 0.1 4,853,158,549 6,261.8
12 公 債 費 16,664,380,487 9.6 16,290,724,124 13.4 373,656,363 102.3
13 諸支出金 0 - 0 - 0 -
歳 出 合 計 173,932,368,776 100.0 121,641,315,010 100.0 52,291,053,766 143.0
別表5
特 別 会 計 別 決 算 額 の 比 較
《 歳 入 》
(単位 円・%) 区 分
23年度 22年度 比較増減
C
(A-B)
対前年度 比 決算額(A) 決算額(B) A/B
国保
事業勘定 39,182,459,397 35,395,452,755 3,787,006,642 110.7 直診勘定 60,362,535 55,801,996 4,560,539 108.2 老 人 保 健 ― 21,677,660 △ 21,677,660 ― 後 期 高 齢 者 医 療 2,669,069,906 3,122,994,487 △ 453,924,581 85.5
介 護 保 険 25,301,447,485 23,909,917,025 1,391,530,460 105.8
母子寡婦福祉資金貸付金 135,996,729 128,992,108 7,004,621 105.4
土 地 区 画 整 理 事 業 1,856,928,494 1,821,671,060 35,257,434 101.9
下 水 道 事 業 11,775,065,910 11,803,078,274 △ 28,012,364 99.8
中 央 卸 売 市 場 事 業 374,225,606 289,805,219 84,420,387 129.1
競 輪 事 業 16,105,390,932 21,719,933,907 △5,614,542,975 74.2
地 域 汚 水 処 理 事 業 323,261,029 298,344,912 24,916,117 108.4
農 業 集 落 排 水 事 業 957,383,096 521,610,357 435,772,739 183.5 川 部 財 産 区 775,513 828,674 △ 53,161 93.6 山 田 財 産 区 264,424 260,398 4,026 101.5 磐 崎 財 産 区 3,968,138 3,316,903 651,235 119.6 澤 渡 財 産 区 4,106,272 4,014,885 91,387 102.3 田 人 財 産 区 16,650,123 11,301,686 5,348,437 147.3 川 前 財 産 区 7,396,142 23,571,016 △16,174,874 31.4 歳 入 合 計 98,774,751,731 99,132,573,322 △357,821,591 99.6
別表6
特 別 会 計 別 決 算 額 の 比 較
《 歳 出 》
(単位 円・%) 区 分
23年度 22年度 比較増減
C
(A-B)
対前年度 比 決算額(A) 決算額(B) A/B
国保
事業勘定 37,727,438,950 34,427,486,780 3,299,952,170 109.6 直診勘定 60,362,535 55,801,996 4,560,539 108.2 老 人 保 健 ― 12,646,778 △12,646,778 ― 後 期 高 齢 者 医 療 2,667,015,206 3,116,132,487 △449,117,281 85.6
介 護 保 険 24,588,544,598 23,691,355,668 897,188,930 103.8
母子寡婦福祉資金貸付金 105,875,791 113,682,626 △7,806,835 93.1
土 地 区 画 整 理 事 業 1,657,163,833 1,794,993,065 △137,829,232 92.3
下 水 道 事 業 11,028,477,545 11,745,535,091 △717,057,546 93.9
中 央 卸 売 市 場 事 業 421,567,171 289,805,219 131,761,952 145.5
競 輪 事 業 15,654,007,203 21,537,851,608 △5,883,844,405 72.7
地 域 汚 水 処 理 事 業 66,625,837 57,716,220 8,909,617 115.4
農 業 集 落 排 水 事 業 943,270,994 493,685,956 449,585,038 191.1 川 部 財 産 区 624,288 321,415 302,873 194.2 山 田 財 産 区 139,280 144,490 △5,210 96.4 磐 崎 財 産 区 2,693,988 2,133,997 559,991 126.2
澤 渡 財 産 区 3,586,540 3,461,211 125,329 103.6 田 人 財 産 区 6,442,491 9,453,905 △3,011,414 68.1 川 前 財 産 区 6,902,004 22,587,464 △15,685,460 30.6 歳 出 合 計 94,940,738,254 97,374,795,976 △2,434,057,722 97.5
⑵ 財政分析(普通会計)
本市の財政状況を客観的に判断する観点から、普通会計ベースで類似団体と比較してみると、次 のとおりである。
※ 普通会計とは、各会計の範囲が異なる個々の地方公共団体ごとの財政比較や統一的な掌握のた め、地方財政統計上の分類として用いられる会計区分である。
本市の普通会計は、一般会計から勿来駐車場事業、魚市場事業を除き、特別会計のうち、土地 区画整理事業の一部、母子寡婦福祉資金貸付金、地域汚水処理事業を加えたもので構成される。
※ 類似団体の欄に掲げた数値は、中核市の各年度末における状況について本市が調査して得た数 値の平均値(平成23年度の欄については、中核市41市のうち回答のあった37市の平成24年3月31 日現在における数値の平均値)である(以下同じ。)。
① 実質収支比率の推移
(単位 %) 区 分 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度
いわき市 4.5 5.1 5.7 2.4 2.2
類似団体 3.6 3.4 3.3 3.2 3.2
実質収支比率
実質収支の水準を判断するための指標として用いられるもので、団体の財政規模や、その年度 の経済の景況等によって一概にはいえないが、3%~5%程度が望ましいと考えられている。 実 質 収 支 額
実質収支比率 = ×100 標準財政規模
※ 標準財政規模とは、地方公共団体の一般財源の標準規模を示すもので、本市の平成23年度の 額は、730億2,219万2千円となっている。
② 財政力指数の推移
類似団体の数値に比べて本市の数値が低くなっているが、これは、主に基準財政収入額の算定
に大きな影響を及ぼす市税収入の割合が類似団体と比較して低いことによるものである。
区 分 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度 いわき市 0.66 0.68 0.70 0.71 0.69 類似団体 0.77 0.80 0.83 0.84 0.84
財政力指数
地方公共団体の財政上の能力を示す指数をいい、これが「1」に近く、あるいは1を超える ほど財源に余裕があるものとされている。
基準財政収入額
財政力指数 = の当該年度を含む過去3箇年間の平均値 基準財政需要額
③ 経常一般財源の状況と推移
ア 経常一般財源の収入状況(P16参照)
収入の安定性や財政構造の弾力性に関する点から経常一般財源(使途が特定されない財源の うち毎年連続して収入されるもの)の収入状況についてみると、16ページの別表7に掲げるよ うに、前年度と比較して、市税が28億8,023万円(6.8%)、地方交付税が6億5,256万円
(3.2%)、諸収入が1億2,241万3千円(78.0%)、地方特例交付金が9,447万3千円(18.4%)、 ゴルフ場利用税交付金が9,079万7千円(47.3%)、それぞれ減少したこと等により、経常一般 財源全体では、40億897万円(5.8%)の減少となった。一方で、特別地方交付税や国庫支出金、 県支出金等が大幅に増加したことから、普通会計歳入総額は前年度と比較して549億7,684万2 千円(43.3%)増となり、これに伴って、普通会計の歳入総額に占める経常一般財源の割合は 35.9%で、前年度の54.6%からマイナス18.7ポイントの大幅な低下となった。
東日本大震災や福島第一原子力発電所事故に伴う影響が大きく表れた結果となっており、単 純に例年と比較することはできないが、財政運営の弾力性の観点から、引き続きその動向に留 意する必要がある。
イ 経常一般財源比率の推移
経常一般財源比率は、東日本大震災の影響による市税等の収入の減により89.5%となり、前 年度と比較して4.6ポイントの大きな低下となった。
(単位 %) 区 分 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度
いわき市 89.5 94.1 94.6 97.7 100.5 類似団体 95.3 94.9 94.0 96.5 100.0
経常一般財源比率
歳入構造のゆとりを判断するための指標として用いられるもので、その比率が100を超え るほど一般財源に余裕があるとされている。
経常一般財源収入額
経常一般財源比率 = ×100 標準財政規模
ウ 経常収支比率の推移
経常収支比率は、93.4%となり、前年度と比較して7.8ポイント上昇した。東日本大震災等 の影響を受け、ここ5年間で最も高くなっている。
(単位 %) 区 分 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度
いわき市 93.4 85.6 90.1 89.2 88.8
類似団体 90.1 89.6 92.7 91.0 90.0
経常収支比率
財政構造の弾力性を示す指標で、経常的経費に対し経常一般財源がどれだけ充用された かを示す比率である。その比率が高いほど財政の硬直化が進んでいるといえるが、一般的 には、75%程度に収まることが妥当と考えられ、80%を超えると財政構造が弾力を失いつ つあるとされている。
経常経費充当一般財源の額
経常収支比率 = ×100 経常一般財源総額+減税補てん債及び臨時財政対策債
④ 公債費負担比率の推移
公債費負担比率は、15.4%となり、前年度と比較して2.7ポイント低下した。これは、一般財 源総額に災害復旧事業費等に充当された一般財源が含まれるため、算定式の分母が昨年度より も大きくなったことによるものである。
(単位 %) 区 分 23年度 22年度 21年度 20年度 19年度
いわき市 15.4 18.1 17.8 18.9 18.4 類似団体 15.3 16.6 17.1 17.5 16.4
公債費負担比率
公債費に充当された一般財源の一般財源総額に対する比率である。
その比率が高いほど財政運営の硬直性の高まりを示すものであり、一般的には、財政運営上 15%が警戒ライン、20%が危険ラインとされている。
公債費償還一般財源
公債費負担比率 = ×100 一般財源総額
⑤ 義務的経費の推移(P164~165参照)
歳出について、財政運営の弾力性に関する点から義務的経費の推移をみると、164ページの付 表6-2に掲げるように、まず、人件費については、東日本大震災対応のため平成23年3月末退 職予定者の定年延長に係る退職金の増及び震災対応に係る休日・時間外勤務手当の増により、前 年度と比較して39億7,777万7千円(21.3%)増加した。また、扶助費については、東日本大震災 に伴う住宅応急修理事業費や災害救助費(扶助費)、災害弔慰金支給等事業費の増等により88億 2,939万5千円(34.1%)と大幅に増加した。これらのことから、全体としては、131億4,102万 9千円(21.5%)の増となっている。一方、その他の経費において、物件費が災害廃棄物処理事業 費の増などで前年度と比較して114億8,685万6千円(68.5%)の増、積立金が東日本大震災復興 交付金基金積立金や復興基金積立金の増などで前年度と比較して166億1,767万5千円(250.1%) の増となったこと等により歳出合計が大きく増加したことから、義務的経費の割合は、42.7%と 相対的に低くなる結果となった。
これらの数値についても、東日本大震災や福島第一原子力発電所事故に伴う影響が大きく表れ た結果となっており、単純に例年と比較することはできないが、義務的経費の増大は、財政硬直 化の要因の1つとなるものであり、財政運営に影響を及ぼすことから、引き続き、事務・事業の 見直し、民間委託等の積極的な推進、扶助費に係る制度の適正な運用等に努めることにより、経 費の抑制を図っていく必要がある。
⑥ 投資的経費の推移(P164~165参照)
投資的経費については、164ページの付表6-2に掲げるように、普通建設事業費において、 街路事業費や道路改良事業費、土地区画整理事業費の減等により前年度と比較して12億2,234万 7千円(14.0%)減少した一方で、東日本大震災等に伴う災害復旧事業費が75億205万2千円
(8,556.6%)増加したことから、投資的経費全体として62億7,970万5千円(71.1%)増加した。 今後においても、復旧・復興に係る災害復旧事業費が多額に上ることが見込まれるが、後年度 の維持管理経費等も考慮しながら適切に管理する必要がある。
別表
23 年 度 22 年 度 対前年度増減 対前年度比 市税 39,608,297 42,488,527 △ 2,880,230 93.2 地方譲与税 1,459,511 1,514,916 △ 55,405 96.3 利子割交付金 98,954 124,844 △ 25,890 79.3
配当割交付金 44,363 42,412 1,951 104.6
株式等譲渡所得割交付金 9,265 11,784 △ 2,519 78.6 地方消費税交付金 3,124,464 3,131,480 △ 7,016 99.8 ゴルフ場利用税交付金 100,989 191,786 △ 90,797 52.7 自動車取得税交付金 224,775 271,717 △ 46,942 82.7 地方特例交付金 419,405 513,878 △ 94,473 81.6 10 地方交付税 19,947,766 20,600,326 △ 652,560 96.8 11 交通安全対策特別交付金 78,958 81,563 △ 2,605 96.8
12 分担金及び 担金 6,888 6,757 131 101.9
13 使用料及び手数料 188,896 216,459 △ 27,563 87.3
14 国庫支出金 0 0 0 -
15 県支出金 0 0 0 -
16 産収入 30,298 32,937 △ 2,639 92.0
17 寄附金 0 0 0 -
18 繰入金 0 0 0 -
19 繰越金 0 0 0 -
20 諸収入 34,471 156,884 △ 122,413 22.0
21 市債 0 0 0 -
経常一般 源合計額 65,377,300 69,386,270 △ 4,008,970 94.2 普通会計歳入総額 182,063,486 127,086,644 54,976,842 143.3
35.9 54.6 △ 18.7 -
普 通 会 計 に お け る 経 常 一 般 財 源 収 入 額 の 内 訳
単位 千円・%
歳入総額に占める 一般 源の割合
/
2 総合意見
平成23年度決算は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の影響を大きく受けた内 容となった。
歳入については、市税収入が大きく落ち込む一方で、復旧・復興事業の財源として震災復興特別交 付税や国庫支出金、県支出金が措置された。歳出については、性質別分類をみると、普通建設事業 費及び維持補修費が減少した一方で、義務的経費や災害復旧事業費、物件費等が震災対応の経費や 震災からの復旧復興に係る経費を中心に増大した。その結果、一般会計では、歳入・歳出ともに昨 年度の1.4倍を超える会計規模での決算となり、例年との単純な比較が困難になっているが、このよ うな中においてこそ、本市の財政状態を的確に見極め、管理していくことが必要である。
財政状態を判断する1つの目安となる「財政調整基金」、「減債基金」及び「公共施設整備基金」 の財政運営上重要な3基金に係る残高推移をみると、平成23年度末における3基金の残高は、約165 億円となり、前年度末と比較して約68億円増加しているが、これは、平成23年度末に国から震災復 興特別交付税の交付を受けて財政調整基金の積立てを行ったことによるものである。ただし、その 後の平成24年5月において、平成23年度分の一般会計の支出に充てるため67億600万円の取り崩しが 出納整理期間中に行われており(基金会計としては平成24年度の支出となる。)、今後に予想され る復旧・復興事業に要すると思われる多額の支出を考えれば、決して楽観視できる状況にはなく、 当該基金の運用についても十分留意していく必要がある。
【財政運営上重要な3基金の残高】
(単位 千円・%)
H23 H22 H21 H20 H19
財 政 調 整 基 金 15,167,156 8,285,777 3,199,957 5,654,107 5,723,552 減 債 基 金 120,571 120,442 120,442 120,291 119,943 公 共 施 設
整 備 基 金 1,249,744 1,248,135 1,877,456 2,093,996 2,223,781 合 計 16,537,471 9,654,354 5,197,855 7,868,394 8,067,276
対 前 年 度 比 171.3 185.7 66.1 97.5 94.1
※ 各年度末(3月31日)現在の残高である。
次に、財政指標等の状況をみると、経常収支比率が大幅に悪化するなど、財政運営の硬直化が一層 進んでいることが示されており、改善に向けた一般財源の安定確保が課題となっている。東日本大震 災や東京電力福島第一原子力発電所事故の発生により、平成23年度において本市は、被災者の生活再 建を第一に考え、減免等の措置を行ったことで税収等も減少する状況となったが、今後は、納税者一 人ひとりの担税力をきめ細かく把握した上で、関係部局間の連携強化を図り、収入の確保を適切に進 めることも必要となる。
本市は、平成25年度末までとして市復旧計画に位置づけた事業や平成27年度末までとして市復興事 業計画に位置づけた事業について、それぞれの推進を図っていく一方で、新・いわき市総合計画に 位置づけた事業も着実に進めていく必要があり、住民のニーズに的確に対応した施策を実施してい くためにも、弾力的な財政構造のもとで社会経済や行政需要の変化に適切に対応できる財源の確保 が重要となってくる。また、東京電力福島第一原子力発電所事故による双葉郡内自治体からの避難 者が数多く市内に滞在しており、これに伴う行政経費の増大や、いわゆる「仮の町」構想の今後の 展開が市の行財政に及ぼす影響についても、不透明な要素が多く留意していく必要がある。
東日本大震災等への対応や災害復旧事業については、国からの補助金により基金造成をした東日本 大震災復興交付金基金及び福島県からの補助金に基づいて造成した復興基金を活用して実施してい くこととしているところであるが、今後も新たな事業の発生とそれに伴う費用が生じることも考え られることから、国や福島県に対する要請を含め、所要の財源確保に向けた努力を継続することも 求められる。
以上のように、本市を取り巻く行財政環境は、決して楽観を許されない状況にあることに加え、東 日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により、今後の見通しが不透明な状況にも置 かれている。しかしながら、このような状況にあってなお、将来にわたり持続可能な財政運営を堅持 しながら、市民の安全・安心の最大限の確保と、これまで以上に「活力を備えたまち」を創造するた めにも、市当局においては、引き続き、「新・いわき市総合計画後期基本計画」に位置付けた行財政 運営の柱である「成果重視の行財政運営システムの構築」、「経費の節減と自主財源の確保」などの 実現に向けた取組を推進することにより、効率的、効果的な行政運営に一層努められるよう望むもの である。
(参考)東日本大震災に関連する基金の設置状況
(単位:千円)
基 金 名 H23残高 原 資
東日本大震災復興交付金基金 11,847,392 東日本大震災復興交付金(国庫補助金) 復興基金 3,898,297 福島県市町村復興支援交付金(県補助金) 東日本大震災遺児等支援事業基金 75,515 東日本大震災遺児等支援事業基金寄附金(寄附金)
※ 上記の東日本大震災復興交付金の対象となる事業は、市が平成24年1月に申請した復興交付金事 業計画(第一次申請分)により同年3月に国から交付可能額の通知を受けた44事業となっており、 平成23年度から平成27年度までの事業の執行の際に取り崩して充当することとなる。なお、復興交 付金事業等が全て終了した時に残額が生じた場合は、残余額を国庫に返還することとなる。 復興基金は、福島県が定めた外形標準に基づき平成23年度に本市に交付されたもので、生活再建
支援、健康・福祉増進支援、産業復興支援・雇用維持等に係る事業等に要する経費に充当すること となる。なお、当該基金事業は、返還を必要とするものではない。
【要望事項】
平成23年度を対象とする監査業務は、各部局ごとに実施した定期監査や毎月の例月現金出納検査等 を経て、本決算審査をもって終了することとなる。
年度内に執行された市の事務事業に関しては、東日本大震災等の発生に伴う復旧・復興事業が大き な比重を占めているが、それらの事務事業に関わる財務事務について特に留意すべき事項として、随 意契約が非常に多く行われた点が挙げられる。
緊急の必要がある場合における随意契約は、地方自治法施行令において実施を認められているとこ ろではあるが、随意契約であることをもって契約の手続等が簡略化されることはなく、むしろ随意契 約であるからこそ、契約相手方の選定や費用の設計積算等については、明確な根拠をもって適正にな される必要がある。しかしながら、今回の震災対応に係る随意契約については、時間的な制約もあっ てか、各部局における取扱いに差異が見られ、中には随意契約とすること自体が疑問視されるケース も散見された。
また、随意契約に関する事務は、従前から、多くの部署において監査の指摘事項となってきており、 容易に改善が図られない事務の1つとなっている。その理由を考察すると、一定額以上の工事請負契 約のように本庁の特定部署に集約して契約を執行することとされている案件のほかは、各部各課等で それぞれ契約が行われている実態があるため、契約締結に当たり担当者等の恣意的な判断に基づいて 執行される可能性がある点に問題があると考えられる。
今回は、大震災という特殊な事情があったにせよ、これを機会に、緊急時における契約事務のあり 方も含めて、全庁的に随意契約の適正な事務執行について再確認を行っていく必要があると思われる。 具体的には、随意契約に関する事務処理要領的なガイドラインの策定や、さらには各部署の契約事務 担当者を対象とした研修会の開催などにより、全庁的に統一性のある適切な事務処理について周知徹 底を図ることが有効であると考えられることから、市当局の取組を要望するものである。
一 般 会 計
3 一 般 会 計
一般会計の歳入歳出決算額は、歳入が1,813億206万686円(対前年度比143.7%)、歳出が1,739億3,236万 8,776円(対前年度比143.0%)で、形式収支は、73億6,969万1,910円の黒字であり、形式収支から翌年度へ 繰り越すべき財源43億1,061万9,880円を除いた実質収支は、30億5,907万2,030円の黒字となっている。
また、単年度収支(実質収支から前年度の実質収支を差し引いた額)は、4億5,856万5,519円の赤字となっ ているものの、単年度収支に財政調整基金積立金73億8,002万1,891円を加え、財政調整基金取り崩し額67億 600万円を差し引いた実質単年度収支は、2億1,545万6,372円の黒字となっている。
なお、過去3箇年度における収支状況の推移は、次に掲げる表のとおりである。
一 般 会 計 収 支 状 況 の 推 移
(単位 円・%) 23 年 度 22 年 度 21 年 度
区 分
決算額 対前年度比 決算額 対前年度比 決算額 対前年度比
歳 入A 181,302,060,686 143.7 126,133,289,994 95.4 132,152,282,881 108.0 歳 出B 173,932,368,776 143.0 121,641,315,010 95.5 127,311,381,178 112.1
形式収支
C(A-B) 7,369,691,910 164.1 4,491,974,984 92.8 4,840,901,703 54.5
翌年度へ繰り越
すべき財源 D 4,310,619,880 442.4 974,337,435 112.4 867,103,174 12.2 実質収支E 3,059,072,030 87.0 3,517,637,549 88.5 3,973,798,529 220.9 前 年 度
実質収支F 3,517,637,549 88.5 3,973,798,529 220.9 1,799,250,446 132.3 単年度収支
G(E-F) △ 458,565,519 △ 456,160,980 2,174,548,083
積立金 H 7,380,021,891 112.0 6,587,450,270 313.8 2,099,223,489 76.4 繰上償還金
I 0 - 0 - 0 -
積立金
取崩し額J 6,706,000,000 335.3 2,000,254,000 43.9 4,553,374,000 161.6 実質単年度
収支 K (G+H+I-J)
215,456,372 4,131,035,290 △ 279,602,428
※ 単 年 度 収 支 : 実質収支から前年度実質収支を差し引いた額である。
実質単年度収支 : 単年度収支に当該年度における財政調整基金への積立金及び地方債の繰上償還金 を加え、これから当該年度における財政調整基金からの取り崩し額を差し引いた額 である。
(1) 歳 入
① 歳入の概況
一般会計の歳入の状況をみると、予算現額2,063億1,509万7,160円に対し、調定額が2,009億7,540 万4,398円、収入済額が1,813億206万686円であり、収入率は、90.2%となっている。
また、不納欠損額は12億3,960万8,315円、収入未済額は184億6,326万2,641円となっている。
これを対前年度増減、対前年度比及び年度別の推移でみると、次に掲げる表のとおりである。
(単位 円・%)
区 分 予算現額 調定額 収入済額 不納欠損額 収入未済額 収入率
22
22333 3 年年年 年 度度度 度 206,315,097,160206,315,097,160 206,315,097,160206,315,097,160 200,975,404,398200,975,404,398 200,975,404,398200,975,404,398 181,302,060,686181,302,060,686181,302,060,686 181,302,060,686 1,239,608,3151,239,608,315 1,239,608,3151,239,608,315 18,463,262,64118,463,262,64118,463,262,64118,463,262,641 90.290.2 90.290.2
22 年 度 130,840,651,174 135,786,383,655 126,133,289,994 710,015,696 8,952,628,282 92.9
対前年度
増減 75,474,445,986 65,189,020,743 55,168,770,692 529,592,619 9,510,634,359 △ 2.7
対前年度比 157.7 148.0 143.7 174.6 206.2
21 年 度 134,472,257,213 141,041,231,900 132,152,282,881 384,505,094 8,518,934,480 93.7
※1 収入済額中、過誤納金還付未済額として平成23年度2,952万7,244円、平成22年度955万317円、 平成21年度1,449万555円を含む。
収入済額
※2 収入率 = × 100
調定額
平成23年度決算における主な歳入構成は、市税23.4%を筆頭に地方交付税21.8%、国庫支出金19.8%、 県支出金11.7%、市債6.3%で、これらの収入によって歳入全体の83.0%が占められており、本市の主た
る財源となっている。
また、歳入を市の権限で収入できる、いわゆる自主財源と、国等の関与を受ける依存財源とに区分した 場合でみると、自主財源は、東日本大震災の影響により、市税収入等が大幅に減少したものの、繰入金及 び諸収入が増加したこと等により、前年度と比較して13億6,657万3千円(2.1%)増加している。これに 対し、依存財源は、同じく東日本大震災の影響により、地方交付税、国庫支出金及び県支出金が大幅に増 加したこと等により、538億219万6千円(89.6%)増加している。この結果、自主財源は、前年度と比較し て15.2ポイント低下して37.2%となり、依存財源額を下回る結果となった。(P24~25参照)。
その他 4,274,654千円 (2.4%) 繰越金
4,501,006千円 (2.5%)
使用料及び手数料 2,227,840千円 (1.2%) 地方消費税交付金
3,124,464千円 (1.7%)
諸収入 9,838,210千円 (5.4%)
繰入金 6,838,828千円 (3.8%)
市債 市債 市債 市債 11 11
11 11,,,,375375375,,,,608375608608608千円千円千円千円 (
( ( (6666....3333%%%%))))
県支出金 県支出金 県支出金 県支出金 21 21
21 21,,,,294294294,,,,333294333333333千円千円千円千円 (
( ( (11111111....7777%%%)%)))
地方交付税 地方交付税 地方交付税 地方交付税 39393939,,,,539539539,,,,895539895895895千円千円千円千円 (21.8%)
(21.8%) (21.8%) (21.8%)
国庫支出金 国庫支出金 国庫支出金 国庫支出金 35
35
35 35,,,,925925925925,,,,308308308千円308千円千円千円 (
( ( (191919....81988%)8%)%)%)
市税 市税 市税 市税 42 42 42
42,,,,361361361361,,,,915915915915千円千円千円千円 (
( ( (232323....42344%4%%%))))
平成23年度 一般会計歳入総額
181,302,061千円
平成23年度 一般会計歳入決算の状況
地方譲与税
1,459,511千円(0.8%) 分担金及び負担金 1,231,121千円(0.7%) 財産収入
481,971千円(0.3%) 地方特例交付金
419,405千円(0.2%) 自動車取得税交付金 224,775千円(0.1%) 寄附金
125,342千円(0.1%) ゴルフ場利用税交付金 100,989千円(0.1%) 利子割交付金
98,954千円(0.1%) 交通安全対策特別交付金 78,958千円(0.0%) 配当割交付金
44,363千円(0.0%) 株式等譲渡所得割交付金 9,265千円(0.0%)
別表8
一般会計 (単位 円・%)
決算額 A 構成比 決算額 B 構成比
市税 42,361,914,546 23.4 45,560,666,536 36.1 △ 3,198,751,990 93.0 分担金及び
負担金 1,231,121,175 0.7 1,467,091,962 1.2 △ 235,970,787 83.9 使用料及び
手数料 2,227,840,258 1.2 2,528,582,317 2.0 △ 300,742,059 88.1 財産収入 481,970,489 0.3 271,931,419 0.2 210,039,070 177.2
寄附金 125,341,747 0.1 27,182,556 0.0 98,159,191 461.1
繰入金 6,838,828,268 3.8 3,275,621,875 2.6 3,563,206,393 208.8 繰越金 4,501,005,866 2.5 4,840,901,703 3.8 △ 339,895,837 93.0 諸収入 9,659,524,468 5.3 8,088,994,573 6.5 1,570,529,895 119.4 小計 67,427,546,817 37.2 66,060,972,941 52.4 1,366,573,876 102.1 地方譲与税 1,459,511,174 0.8 1,514,916,475 1.2 △ 55,405,301 96.3 利子割交付金 98,954,000 0.1 124,844,000 0.1 △ 25,890,000 79.3 配当割交付金 44,363,000 0.0 42,412,000 0.0 1,951,000 104.6 株式等譲渡
所得割交付金 9,265,000 0.0 11,784,000 0.0 △ 2,519,000 78.6 地方消費税
交付金 3,124,464,000 1.7 3,131,480,000 2.5 △ 7,016,000 99.8 ゴルフ場利用
税交付金 100,989,209 0.1 191,785,561 0.2 △ 90,796,352 52.7 自動車取
得税交付金 224,775,000 0.1 271,717,000 0.2 △ 46,942,000 82.7 地方特例
交付金 419,405,000 0.2 513,878,000 0.4 △ 94,473,000 81.6 地方交付税 39,539,895,000 21.8 22,050,595,000 17.5 17,489,300,000 179.3 交通安全対策
特別交付金 78,958,000 0.0 81,563,000 0.1 △ 2,605,000 96.8 国庫支出金 35,925,307,849 19.8 16,170,656,815 12.8 19,754,651,034 222.2 県支出金 21,294,333,262 11.7 6,708,416,444 5.3 14,585,916,818 317.4 諸収入 178,685,375 0.1 55,085,758 0.0 123,599,617 324.4 市債 11,375,608,000 6.3 9,203,183,000 7.3 2,172,425,000 123.6 小計 113,874,513,869 62.8 60,072,317,053 47.6 53,802,196,816 189.6
181,302,060,686 100.0 126,133,289,994 100.0 55,168,770,692 143.7
※2 構成比の小計の数値は、「決算額の小計の数値/歳入合計の数値」により算出しており、 構成比の数値の合計とは一致しない場合がある。
自主財源と依存財源の状況
区分 23年度 22年度 比較増減
A-B
対前年度比 A/B
自 主 財 源
依 存 財 源
歳入合計
※1 依存財源の諸収入は、受託事業収入及び過年度収入である。
別表9
《一般会計》 (単位 %)
市税 その他 地方交付税 国・県支出金 市債 その他
23年度
181,302,061千円
22年度
126,133,290千円
21年度
132,152,283千円
20年度
122,411,209千円
19年度
126,975,145千円
自主財源 依存財源
※ ( )内の数字は、自主財源及び依存財源のそれぞれの構成比である。
自主財源及び依存財源の構成比の推移
36.1 16.3 17.5 18.1 7.3 4.7
40.6 12.7 14.9 19.2 7.5 5.1
38.7 14.9 13.7 15.4 12.2 5.1
23.4 13.8 21.8 31.5 6.3
3.2
35.6
(53.6) (46.4)
(53.3) (46.7)
(57.2) (42.8)
(37.2) (62.8)
21.6 15.1 15.5 7.7 4.5
(52.4) (47.6)
② 歳入予算の執行状況
第1款 市税
(単位 千円・%)
区 分 予算現額 調定額 収入済額 執行率 収入率 不納欠損額 収入未済額
23 年 度 39,802,024 47,939,196 42,361,915 106.4 88.4 1,222,355 4,383,967
22 年 度 45,608,018 51,649,921 45,560,667 99.9 88.2 691,990 5,406,454
対前年度増減 △5,805,994 △3,710,725 △3,198,752 6.5 0.2 530,365 △1,022,487
対前年度比 87.3 92.8 93.0 176.6 81.1
※ 収入済額中、過誤納金還付未済額として23年度2,904万2千円、22年度919万円を含む。
税目別の収入済額は、次に掲げる表のとおりである。
(単位 千円・%) 23 年 度 22 年 度 比 較
年 度
税 目 金 額 構成比 金 額 構成比 対前年度増減 対前年度比 個 人 12,163,218 28.7 13,407,226 29.4 △ 1,244,008 90.7 法 人 2,907,734 6.9 3,122,973 6.9 △ 215,239 93.1 市 民 税
小 計 15,070,952 35.6 16,530,199 36.3 △ 1,459,247 91.2 固 定 資 産 税 18,990,988 44.8 20,813,322 45.7 △ 1,822,334 91.2 軽 自 動 車 税 577,845 1.4 578,626 1.3 △ 781 99.9 市 た ば こ 税 2,775,617 6.5 2,276,456 5.0 499,161 121.9
鉱 産 税 3 0.0 8 0.0 △ 5 37.5
特 別 土 地 保 有 税 1,800 0.0 0 - 1,800 - 入 湯 税 25,199 0.1 105,046 0.2 △ 79,847 24.0 都 市 計 画 税 2,753,618 6.5 3,072,140 6.7 △ 318,522 89.6 事 業 所 税 2,165,893 5.1 2,184,870 4.8 △ 18,977 99.1 計 42,361,915 100.0 45,560,667 100.0 △ 3,198,752 93.0
市税の収入済額は、423億6,191万5千円で、前年度と比較して31億9,875万2千円(7.0%)減少して いる。
市民税は、前年度と比較して、個人市民税が12億4,400万8千円(9.3%)、法人市民税が2億1,523万9 千円(6.9%)減少しているが、これは、東日本大震災の影響への対応として減免措置を実施したこと や、住宅や家財などの損失額等について平成22年度に遡って雑損控除が適用されたことなどにより個人
市民税の調定額が減少したこと、また企業収益の悪化により法人市民税が減少したことによるもので ある。
固定資産税は、前年度と比較して18億2,233万4千円(8.8%)減少し、また、都市計画税は、前年度と 比較して3億1,852万2千円(10.4%)減少しているが、これらは、東日本大震災の影響への対応として 課税免除及び減免措置を実施したことにより、調定額が減少したことによるものである。
市たばこ税は、前年度と比較して4億9,916万1千円(21.9%)増加しているが、これは、平成22年度 税制改正に伴い、平成22年10月1日からたばこ税が引き上げられたことによるものである。
入湯税は、前年度と比較して7,984万7千円(76.0%)減少しているが、これは、東日本大震災や東京 電力福島第一原子力発電所事故により観光旅行者が減少し、課税対象となる入湯客が減少したことに よるものである。
事業所税は、前年度と比較して1,897万7千円(0.9%)減少しているが、これは、東日本大震災に起因 する減免措置を実施したことによるものである。
主な税目別の徴収率
(単位 %) 23 年 度 22 年 度 対前年度増減
年 度
税 目 現年課税分 滞納繰越分 計 現年課税分 滞納繰越分 計 現年課税分 滞納繰越分 計 市 民 税 97.5 17.6 89.1 96.8 18.7 89.8 0.7 △ 1.1 △ 0.7 固 定 資 産 税 97.0 16.2 86.1 96.0 11.3 85.6 1.0 4.9 0.5 軽 自 動 車 税 96.0 19.2 87.4 96.0 18.4 87.6 0.0 0.8 △ 0.2 特別土地保有税 12.5 12.5 0.0 0.0 12.5 12.5 都 市 計 画 税 97.0 16.2 85.7 96.0 11.3 85.5 1.0 4.9 0.2 事 業 所 税 99.2 2.6 95.7 99.0 7.9 96.2 0.2 △ 5.3 △ 0.5 そ の 他 の 税 99.9 8.0 99.4 99.7 5.3 99.2 0.2 2.7 0.2 計 97.4 16.5 88.4 96.6 13.6 88.2 0.8 2.9 0.2
当年度の市税徴収率は、現年課税分で97.4%、滞納繰越分で16.5%となり、前年度と比較して現年 課税分で0.8ポイント、滞納繰越分で2.9ポイント上昇している。全体では、88.4%で、前年度と比較し て0.2ポイント上昇している。
税目別の収入未済額は、次のとおりである。
(単位 千円・%) 比 較
年 度
税目 23 年 度 22 年 度
対前年度増減 対前年度比 市 民 税 1,527,278 1,775,619 △ 248,341 86.0
固 定 資 産 税 2,325,031 2,992,561 △ 667,530 77.7 軽 自 動 車 税 67,590 73,810 △ 6,220 91.6
た ば こ 税 0 1,175 △ 1,175 皆減
特 別 土 地 保 有 税 12,552 14,352 △ 1,800 87.5 入 湯 税 11,430 17,415 △ 5,985 65.6 都 市 計 画 税 350,116 449,570 △ 99,454 77.9 事 業 所 税 89,971 81,952 8,019 109.8 計 4,383,967 5,406,454 △ 1,022,487 81.1 現 年 課 税 分 1,092,738 1,567,448 △ 474,710 69.7 滞 納 繰 越 分 3,291,229 3,839,006 △ 547,777 85.7
当年度の収入未済額は、43億8,396万7千円で、前年度と比較して10億2,248万7千円(18.9%)減少し ているが、これは、東日本大震災の影響への対応として実施した市民税の減税措置や固定資産税、都市 計画税の課税免除及び減税措置等によって全体の課税額が減少したことにより収入未済額も減少したこ とが主な要因と考えられる。その中で、事業所税については、東日本大震災に起因する企業業績の悪化 により、収入未済額が増加したものと考えられる。
平成23年度の市税徴収においては、東日本大震災の影響への対応として課税の時期を通常よりも遅ら せることとした結果、各税の納期の間隔が短くなり、また、市外へ避難した納税者の所在確認が困難に なるなど、様々な影響が生じた。
このような中で、市当局としては、市民感情に配慮して、滞納処分については7月まで実施を見送り、 10月から12月にかけて計6回の休日納税相談や震災減免申請・徴収猶予申請の受付を実施し、12月と1 月には新規滞納者に対する夜間電話納付催告の実施等を行い、また滞納者の財産調査を詳細に実施する ことにより担税力の有無を判別し、被災者の生活再建を第一に考え滞納処分の執行停止を行うなど、実 情に応じた様々な取組を行ってきている。
しかしながら、これらの取組を踏まえてもなお、震災の影響が今後も継続して大きく表れてくること が予想され、市税収入の減少と徴収率の悪化が懸念されることから、市当局においては、なお一層、納 税者個々の実情の把握に努め、きめ細かな個別対応を行った上で、適切な徴収の実施を図られるよう望 むものである。
税目別不納欠損内訳及び不納欠損状況は、次のとおりである。
税目別不納欠損額内訳
(単位 千円・%) 区 分 市民税 固定資産税 軽自動車税 入湯税 都市計画税 事業所税 計
23 年 度 331,416 750,668 15,943 6,826 109,320 8,182 1,222,355 22 年 度 109,762 496,633 8,082 1,319 72,120 4,074 691,990 対前年度増減 221,654 254,035 7,861 5,507 37,200 4,108 530,365 対 前 年 度 比 301.9 151.2 197.3 517.5 151.6 200.8 176.6
市税不納欠損状況
(単位 千円) 金 額
区 分 内 容
23年度 22年度 比較増減
⑴ 滞納処分する財産がないとき 40,075 51,161 △ 11,086 ⑵ 滞 納 処 分 を す る こ と に よ っ て 生 活 を
著しく窮迫させるおそれのあるとき 43,931 26,304 17,627 地方税法第15条の7
第 4 項 該 当
⑶ 住所及び滞納処分する財産が不明なとき 1,989 4,680 △ 2,691 地方税法第15条の7
第 5 項 該 当
納入義務を直ちに消滅させるもの
(無財産で徴収不能が明白なとき) 1,070,079 432,629 637,450
地方税法第18条該当 滞納処分を5年間行使しないことによって
時効により消滅するもの 66,281 177,216 △ 110,935
計 1,222,355 691,990 530,365
当年度の不納欠損額は、前年度と比較して5億3,036万5千円(76.6%)増加しているが、これは、 東日本大震災発生後、被災者の生活再建を第一に考える観点から、滞納者の財産調査を実施して担税 力の有無を判別し、滞納処分の執行停止を行う措置をとるなどの滞納整理が実施されたことによるも のである。